株で儲ける方法は株は儲からないと理解すること

  • 2019年3月22日
  • 2019年3月18日
  • 投資

これから株式投資を始められる方はきっと儲かるだけ儲けたいと思われているはずです。
例えば、「100万円儲けたいとか」「億万長者になってアーリーリタイヤしたい」など形は違えど、「儲けたい」という気持ちは共通です。

しかし、私は株式投資で儲かる方法は儲けたいという気持ちを捨てることだと気づきました。

本記事ではそれについて詳しく説明いたします。

株式投資が儲からない3つの理由

理由その① 株価を予測することは不可能だから

株価を予測するのには過去のチャートを駆使するテクニカル分析、企業の業績・経済状況から予測するファンダメンタル分析の2つがありますが、私のような一般人であれば、株価は予測することが不可能だと考えています。

そして実際に、株価を長年研究してきた賢人たちも株価は読めないという理論を提唱しています。

有名なところで言えば2つの理論があります。

まず一つ目が株価に影響を与えるニュースがあったとしても、そのニュースは即座に投資家たちに伝わり、即座に株価に反映されており、今現在の株価が適正な株価だとする考え方とする効率的市場仮説。

そして2つ目は株価はランダムに動いており、過去のチャートやデータから予測することは不可能だというランダムウォーカー理論。

つまり、長年株価について研究してきた、私よりもはるかに頭脳明晰な人たちが「株価を予測することは不可能だ」と結論づけている訳なのです。

なら、私のような凡人は諸説あろうと、株価を「予測することは不可能だ」と考えた方がよいと私は思います。


有名な2つ理論については私のブログで記載していますので、もしよろしければご覧になってください。

株価は予測できないと考える2つの理論/効率的市場仮説・ランダムウォーカー理論


理由その② 短期的な株式投資はいずれ破たんするから

私は本来、株式投資は所詮年間で3%~10%程度のリターンをとりにいく投資法だと考えています。

そして、雑誌や本などでは「100万円を元手に1年で1億円にした投資法」みたいなキャッチーなタイトルの本がよくありますが、そのような例は極めてレアケースなのです。

そもそもレアケースだからこそ書籍になるし、視聴者の目を惹く訳なのです。

これはいわば宝くじと同じで、宝くじを実施するたびに必ず1等3億円は誰かに当選しているはずです。しかし、自分の周りには宝くじで高額賞金に当選したことなど見たことがなく、知っている人はほとんど外れているということがほとんどです。

それと同じように100万円を1億円にする人は必ず存在しうるし、逆に1億を100万にした人だっているはずです。

つまり、100万円を1億円にするような投資はそもそもギャンブルと同じなのです。

確かに数回程度であれば株式投資は大儲けすることは可能だと思います。そして株式投資で破産する人はたいてい何度かは大勝ちしたことのある人間です。

私も経験したことがありますが、数日のトレードで百万円とか大勝ちしたがゆえにもっと稼ぎたいという欲に耐え切れずポジションがどんどん大きくなります、しかし一度投資が思い通りにならなかった際に、ポジションがどんどん大きくなっている訳ですので、結果大損失になるのです。

私もポジションがどんどん大きくなり、ハイレバレッジになり大学生時代に大損失しました。

大学生がFXで108万損失を出したレバレッジ投資への無知と恐怖

株式投資は単純に、株価は上がるか下がるかの2択とも考えられる訳ですから、確率50%のギャンブルと捉えることもできます。

これはかなり極端な話かもしれませんが、デイトレードのような超短期の投資はあながち間違いではないようと考えています。

そして、上がるか下がるかの確率50%のギャンブルに例えば5回勝ち続けられる確率を算出したところ、わずか3%程度です。

つまり、限りなく株価が上がるか下がるかの2択に近づく短期投資は50%のギャンブルとして捉えることができ、リスク管理を怠ると必ずいずれは破産する計算になります。

理由その③ 株式投資をすると「ポジションを取りたい病」になるから

株式投資をやり始めると、とにかくポジションを取りたくなります。なぜなら、ポジションを取らないと損になると考えるからです。

下の私のブログでも言及していますが、貯金・現金は目減りする傾向にあるため、株をやり始めるととにかく現金でおいておくのがもったいないと感じるようになり、遊ばせている現金でどんどん株を買いたくなるのです。


貯金が無駄になる?私が考える貯金は目減りする資産である理由と対策


どんどん株を買いたくなるということは、その分ポジションが大きくなり、リスク管理が不適切になってきます。

そういうポジションが大きくなった時に株価が大幅に下落したりすると大きな損失を抱えることになります。

投資界の金言で「休むも相場」という言葉がありますが、これは売買をすることだけが株式投資ではなく、先行きが良くわからない時、自分の持っているポジションを精算した時などに、何もポジションを持たず、相場を静観することも大事だという意味です。

休むというのは何もポジションを取らなければいいだけなので、簡単なように思いがちですが、これがなかなか難しいのです。

なぜなら、株式投資を始めると前述したように「ポジションを取りたい病」になるからです。

実は私も株式投資をはじめて10年以上経ちますが、未だに「ポジション取りたい病」を治すのに苦労しています。

まとめ 株式投資で一番大切なのは株は儲からないと理解すること

以上のように株式投資は基本儲かりません。正確に言うなれば、矛盾しているようですが、儲けようとするほど儲かりません。

  • 儲けようとするほど株価を予測することは不可能であるのに予測しようとするから
  • 儲けようとするほど短期的に売買しようとするから
  • 儲けようとするほど余計なポジションを取りがちになるから

シンプルにこれまで説明してきた上記3つの理由からです。

しかし私は株式投資を10年以上しています。

過去には何度も失敗しましたが、ここまで投資の世界に長くいられるのは「大きく儲けようとしていないから」に過ぎません。

つまり、株式投資とは私のような素人にとっては、せいぜい年間3~10%程度のリターンを取りに行くようなもので、1年で倍にするしようとするような投資方法ではないと理解しようとしているからなのです。

参考までに世界一有名な投資家にウォーレンバフェットの50年間の年平均リターンは20%程度です。

この数値を見てどう思われるでしょうか?直感的に見たら案外少ないと思われるかもしれません。株で「1年間で何億儲けた」とか「100万円を1億円にした」とかよくある話ですからね。

しかし50年間で毎年20%のリターンを得るとすると、仮に50年前に1万円投資していたら、今現在約9000万円になっている計算です。

50年間で9000倍ですから、驚異的です。

矛盾するようですが、株はすごい儲かりますね。ただし長期的に見ればに限りますが。

仮に年間5%のリターンがあるとすると50年間の投資で1万円が約47万円になります。

これでも47倍になるんです。年間5%のリターンであれば素人にも充分達成可能な数字と思いますよ。

以上のように、株式投資というのは決して短期的に儲かる投資ではなく、長期的に資産を形成するのにかなり適した投資法なのです。

私もまだまだ未熟ですのでつい儲けようと欲を出してポジションを大きく取りがちですが、「株式投資は儲からない」ということを理解しつつ、長期でこつこつ年間数%ずつ利益を上げていけたらと思っています。

案外株式投資においては儲からないことを理解するほうが儲かる近道かもしれませんね。

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