資産運用初心者におすすめだと考える投資信託1本 リスク別に選定

  • 2019年3月11日
  • 2019年3月16日
  • 投資

資産運用という言葉はよく聞きますが、具体的にどういった運用をするかというのはなかなか選ぶのは難しいところがあります。

そしてそんな中で初心者の方が一番最初に検討するのは投資信託ではないでしょうか?

しかし、日本には投資信託は6000本以上あるといわれ、何も知らない個人がその中の一つを選び出すのは至難の業です。そしてそういう資産運用したいけど知識があまりない方が銀行や証券会社の窓口に行くと、たいてい手数料が高く、銀行が儲かるだけの商品を勧められるという話がよくあります。

では、一体どうすればよいのでしょうか?運用せず貯金をしておくべきなのでしょうか?


私は現金は目減りしていく運命であるため、資産形成するのであれば、貯金だけではなく貯蓄、特に株式投資をしています。

貯金が無駄になる?私が考える貯金は目減りする資産である理由と対策


では投資信託ではなく個別銘柄の株を買うべきなのでしょうか?


私は初心者ほど、株式投資の個別銘柄ではなく投資信託での資産形成が良いと考えています。

前置きが長くなりましたが、本記事では私は6000本以上ある投資信託の中から、リスク別に私が考えるおすすめの投資信託をそれぞれ1本ずつ選別しました。

資産運用初心者におすすめだと考える投資信託1本 リスク別に選定


まず結論から言うと、上のリンク先の私のブログ内で簡単に触れていますが、

  • リターン重視:e-MAXIS slim全世界株式オールカントリー
  • リスク管理重視:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

のどちらか一方を積み立てるなり、投資するなりで充分です。そしてその理由を知りたい方はお手数ですが、本記事を読み進めていただきますようお願いいたします。

※本記事では投資信託の正式名称が長いので、下記のように表記します。

e-MAXIS slim全世界株式オールカントリーをオールカントリー
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)を4資産

運用初心者や放置しておきたい人は投資信託1本に絞ると考えた理由

これは単純に保有する銘柄が増えるとそれぞれ管理していく手間がかかるからです。

購入した後も定期的に証券会社のHPにログインして、資産配分を確認して、買い注文を出して、とするのは、結構めんどくさいものです。それに定期的にログインして状況を見るということは、保有している銘柄に利益が出ていた場合などに、売りたくなってしまう衝動に駆られます。

私は一般人に関しての投資は長期保有が絶対条件であると考えており、短期で利益が出ているからといって一旦利益確定してしまうのは、長期的に見れば大きな損失です。ですので、買いつけを行う投資信託を一本に絞り、あとはずっと株価すら見ずに何年も何十年もほったらかしておくという投資法を推奨します。

では、次にリスク選好度別におすすめする投資信託についてご説明していきます。

おすすめその① リターン重視な運用 e-MAXIS slim全世界株式オールカントリー

まず、このオールカントリーは全世界の株式すべてに投資する投資信託です。具体的にいうと、先進国株約80%、日本株約8%、新興国約12%の比率です。だいたい世界の株式市場の規模がそれぐらいになっているので、世界の株式市場規模に対して、そのままの比率で投資したもの。とご理解いただいても差し支えありません。

このオールカントリーは全世界に投資するのですから、充分に分散が効きます。例えばこれ一本でトヨタ、アマゾン、アップル、フォルクスワーゲン、サムスンなど名だたる企業すべてに投資できます。

ただ、それだけ分散は効いていても株に投資しているわけですから、それなりのリスクはあります。分散が効いているとはいえ、仮にリーマンショックのような世界の株の暴落が起きた場合、50%程度下落する可能性があることは頭に入れておくべきです。逆にいうと50%下落する可能性があるということは1.5倍になる可能性もあるということです。

よってこの投資信託1本に積み立てられる際には、リターンは高いものの、ある程度のリスクは許容しておく必要があります。

おすすめその② 安全かつ効率的に運用 ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

国内株式:国内債券:外国株式:外国債券をそれぞれ25%ずつの比率で運用される投資信託です。

こちらの4資産は株だけではなく、債券も組み込んでいるので、オールカントリーと比べてリスクがだいぶ低くなっています。

この4資産は仮に暴落があった場合、株式のみのオールカントリーと比べ、世界同時株安になったとしても債券が支えてくれます。

一般的に債券は株が下がれば上がり、株が上がれば下がる傾向にあります。つまり、どちらかが調子の悪い時はどちらかが調子が良いという状態を作ることでリスクを抑えつつ、効率的に運用されていきます。ですので、ミドルリスクミドルリターンの商品です。


余談ですが、日本の年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も4資産と同じような運用方針です。ちなみに、私のブログでGPIFの運用方針の実績をご紹介しています。GPIFは良い運用をされています。

損失ばかり?GPIFの運用状況について/運用額とポートフォリオの妥当性


運用初心者向け、リスク別投資信託おすすめはこの2点

結論としては、冒頭でお伝えした通り、下記のようになります。

リターン重視:e-MAXIS slim全世界株式オールカントリー

リスク管理重視:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

そしてこの2種類はいずれも、購入手数料無料かつ信託報酬(毎年払う手数料のようなもの)も0.1~0.2%程度と国内最安レベルです。またいずれも、つみたてNISA対応ですので、お気軽につみたて投資を始めることができます。

今は個人でもインターネットを利用すれば簡単に効率的に投資できる時代です。その中でも私はこの2本が良いと考えています。

※注意
細かいことを言うと、4資産は日本株、8資産は日本株と新興国株の比率が高いため、それ自体がリスク要因になる可能性があります。全世界株式市場での日本の比率はせいぜい10%程度で、オールカントリーの組み入れ割合がちょうど良いぐらいです。ただ、今購入できる投資信託の中で日本株割合の少ないバランスファンドがありません。そこが気になる方は投資信託を数種類組み合わせる必要がありますので、中級者から上級者向けの話になってしまいます。ですのでここでは割愛し、あくまでも投資信託一本でいくならどれだということでこの2種を選びました。とはいえどれも優秀な商品だと考えています。

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