米国株インデックス投資の最適解は上場投資信託MAXIS米国株式S&P500である理由

  • 2020年10月22日
  • 2020年10月23日
  • 投資

今回は米国株インデックス投資の最適解はETFでも投資信託でもなく上場投資信託にである理由についてご説明いたします。

米国株インデックス投資は投資信託とETFのどちらかが最適解という通説

株式インデックス投資界隈でよく起こる議論としては、ETFと投資信託どちらが得か、どちらで積み立てるべきかという話題があります。
この議論については、米国S&P500インデックス投資についてですが、詳細はこちらのサイトが非常によくまとまっています。

→理系の錬金術/S&P500インデックスに投資するならどの銘柄?

一般的な結論としては、投資信託の信託報酬が劇的に下がってきているため、近年であればどちらでも構わず、個人の好みということになりつつあります。
そこで今回は、株式インデックス投資の中でも好調な米国株インデックス投資について、使い方によっては投資信託、ETF以外の選択肢も場合によってはあり得るのではと考えてみました。

過去の記事で証券を担保にして資金を借り入れる証券担保ローンについて比較しました。

証券担保ローンおよびコムストックローンの金利比較とメリットデメリット

今回はこの「証券担保ローン」を活用すれば、米国株インデックス投資のパフォーマンスをさらに上がるのではないかと考えました。

インデックス投資+証券担保ローンによるローリスク投資やイベント投資で収益力を上げられる

証券担保ローンを用いたローン投資法としては、米国株インデックス投資の証券を担保に資金を借り入れ、それを優待クロスや分売、POなどの一時的にのみ資金を必要とするローリスクな投資に使うというのが有効であると考えています。

優待クロスの場合は2,3,6,8,9,12月に資金が要りますし、POや分売等は申し込み時に資金が必要です。
つまり、この際に必要なときにのみ証券を担保に資金を借り入れることで、有効に活用できればインデックス投資+ローリスク投資の2つから収益を上げることが可能です。

この証券担保ローンを使用するという前提に立った場合、米国ETFは担保にならず、投資信託では一部証券会社のみでしか担保になりません。
要するに上場投資信託は現在、どの証券担保ローンでも担保になるという大きなメリットがあるため、上場投資信託がベストアンサーとなるのです。
以下ではこれについて詳細に説明していきます。

米国株ETFはどの証券担保ローンでも担保にはならない

証券担保ローンについては過去の記事にまとめたとおり、株式でも投資信託でも担保になりますが、米国ETFの場合担保になりません。(大和証券等の一部証券会社ではAPPLE、GOOGLE等の大型外国株は担保になるようです。)

つまり、証券担保ローンを使用する前提であれば、米国ETFは非常に使い勝手が悪いのです。
では、e-maxis slimシリーズ等の投資信託についてはどうでしょうか。

投資信託はコムストックローンでは担保にならない。

米国株投資信託は証券担保ローンの担保にはなりますが、当該証券会社に取り扱いのある投資信託のみです。

仮に一番人気のe-maxis slim S&P500 (以下スリム米国と略)を例にとると、証券担保ローンが利用できて、かつスリム米国を取り扱っている証券会社となれば、SMBC日興証券かSBI証券となりますが、コムストックローンでは投資信託は担保にならないために使用することができません。

投資信託を担保とできるのは大和証券と野村證券

大和証券と野村證券であれば、投資信託を担保とすることが可能です。しかし、米国株インデックス投資家が好むような低信託報酬、ノーロード型はほとんどラインナップされていません。
ただし、大和証券にはiFREEシリーズの取り扱いがあるので、これを担保にすればローンを組むことができます。しかも、iFREEシリーズはS&P500連動以外にもNASDAQ100やFANG等、幅広くラインナップされているので好みの商品も見つかりやすいかと思います。

野村證券の証券担保ローン(野村webローン)は1.5%の超低金利!

野村證券では米国株インデックスの投資信託はこれといった魅力的な商品がないので、投資信託を担保とする方法は非常に使いづらいです。その際有効なのが、MAXISシリーズを筆頭とする上場投資信託です。もちろんMAXISシリーズだけでなく、SPDR等でも構いませんが、コスト等を考えると2020年10月の段階ではMAXISシリーズがベストかと思います。

例えばMAXIS米国株式(S&P500)を購入して、野村webローンを利用することがインデックス投資+ローリスク投資のダブル収益化を狙うこともできますし、webローンを借り入れて、さらにその借入金でインデックス投資するといった疑似的なレバレッジ投資をすることも可能です。

ただし、後者の場合S&P500インデックス投資を考えた場合、VOO+SPXLの組み合わせが良いのか、MAXIS米国株+ローン枠での米国インデックスが良いのかは一考の余地がありそうです。

上場投資信託はどの証券会社でも担保になるのが大きなメリット

2020年10月現在であれば野村webローンが最低金利ですが、今後変更される可能性は大いにあります。その際、国内上場投資信託を持っていれば、国内株式扱いになるので、ほぼどの証券会社でも担保になる可能性が非常に高いので、仮に他証券会社がより条件の良い証券担保ローンを設定した場合、他証券会社に移管すれば良いだけです。

逆に今、金利が安いからと言って、野村や大和にのみ取り扱いのある投資信託にしてしまうと、制度変更があった際に身動きがとれなくなる危険性があります。
そういう意味でも上場投資信託は非常に優秀です。

結論 上場投資信託MAXIS+野村webローンがベスト、次点ではiFREEシリーズ+大和ネットローン。

以上、米国株インデックス投資においては投資信託 VS ETFがよく議論になりますが、私のような優待クロスやIPO,PO等のローリスク投資を活用する人にとっては必ずしも投資信託やETFではなく、これまで地味な存在であった上場投資信託MAXIS+野村webローンが現時点ではベストアンサーといえそうです。

次点では、iFREE S&P500+大和ネットローンといったところでしょうか。

以上、これまでの考察は現在の低金利下においての話ですので、今後変動金利が大きく上がるなどのことがあれば、状況が変わることもあり得ます。

いずれにせよインデックス投資は長期保有が前提ですので、現在の状況だけでなく、大局的にみて自分にとってどれがベストか充分考えて検討することが必要だと思います。

おまけ:証券担保ローン活用術具体例

仮にMAXISを1000万円分購入していれば、500万円を1.5%で借り入れできます。これを年間5%で回せば差額の500×3.5%=18.5万を生むことができます。
また、ローリスク投資では、年中借り入れておく必要がないため、不必要な時はローンを完済しておけば余計な金利はかかりません。

このローリスク投資で得られた利益を再投資していけばインデックス投資のパフォーマンス+αで資産が増えるので、複利のスピードを加速することができます。まさに資産の増加スピードに拍車をかけることができる大きな武器となりえそうです。

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