証券担保ローンおよびコムストックローンの金利比較とメリットデメリット

  • 2020年10月18日
  • 2020年10月18日
  • 投資

投資をするとお金がいくらあっても足りません。今回は資金繰りの一助になりうる証券担保ローンについてまとめました。

証券担保ローンと取り扱い証券会社

証券担保ローンとは証券会社に預けている有価証券を担保に資金を融資してもらえるサービスで、有価証券を売却することなく、資金調達できるのがメリット。証券担保ローンについては日証金が取りまとめているコムストックローンと各店舗毎に設定されているものがあります。

・日証金の扱う証券担保コムストックローン

SBI証券、野村證券、SMBC日興証券、コムストックローンダイレクト

・独自の証券担保ローン

野村證券、大和証券、(東海東京証券)

証券担保ローンの金利まとめ (担保掛目は日本株の場合)

この中で最も低利率なのは野村證券です。
コムストックローンは証券会社も多く、ネットメインのSBIが対応しているので、幅広く使えそうですが、金利がやや高めなのがネックです。

証券担保ローンのデメリットおよび注意点

・当該口座の信用取引が使えなくなる

これは大きなデメリットかと思います。株取引する方は特に日興やSBI等の信用取引は多くの方が使っていると思いますので
このデメリットは非常に大きくなります。

・(コムストックローンダイレクトの場合)一般口座に保管される

コムストックローンダイレクトの場合、信用取引の制限はなくなりますが、一般口座での取引になるため特定口座が使えなくなります。
よって、確定申告の際はかなり面倒になりますが、長期投資であればそんなに手間ではないので、使い方によってはありです。

・証券会社によって適格担保が異なる

例えば同じ銘柄の株式だとしても証券会社によって担保になったりならなかったりしますし、また担保掛目も異なるため
ご利用の証券会社にあらかじめ問い合わせる必要があります。

・適格担保が変更される可能性がある

適格担保は証券会社で随時変更があります。ある程度メジャーな株式であればおそらく問題ないでしょうが、
マイナーな株式を担保にしようとするのであれば担保にならない可能性についても考えておくべきです。

証券担保ローンのメリット

・利率が低い

これに尽きます。個人が借り入れられるローンとしてこれ以上低金利で借りられるのは住宅ローン、車ローンぐらいです。
住宅ローン等は用途が限られてしまうのですが、証券担保ローンだと用途に制限はありませんので、もちろん投資の原資とすることも可能です。

・株式長期投資等と併用でき、さらに資金を有効的に活用できる。

一般的に株式に長期投資をすると、その投資資金は信用取引の担保ぐらいにしか活かす方法はないですが、長期投資中の資金を担保に資金を借り入れることができるため、長期投資+αの運用が可能です。

証券担保ローンを生かす具体例

(例)楽天証券で日本株式の合計評価額が1000万円分ある場合
すべて野村證券に移管すれば、掛け目5なので上限500万円まで野村webローンにより金利1.8%で借り入れることができます。
つまり、1年間借り入れたとしても、1.5%以上の利回りで運用できればトータルでプラスになります。
年間1.5%以上のリターンならIPO,POや優待クロス等のローリスク投資でも充分達成可能です。
また、優待クロスのみに使うのであれば優待が多い2,3,6、8,9,12月だけ借り入れるようにすればさらに金利は節約できます。

証券担保ローンまとめ

2020年10月現在の証券担保ローンとしては野村證券が最低金

これから新たに活用すると考えるのであれば野村證券の野村webローンが金利最安の1.5%なので一番のお勧めです。

・どこの証券担保ローンでも多目的ローンの中ではかなり低金利

野村證券が最低金利とご紹介しましたが、どの証券会社でも一般人が借りられる多目的ローンとしては、最安クラスの利率です。何を担保にできるのかは証券会社によって異なるので、ご自身の資産状況に合わせて使うのがベストとなりそうです。

・IPO,PO,優待クロス等のローリスク投資と非常に相性が良い

証券担保ローンは非常に低金利で借り入れられるとはいえ、借金には違いありません。ですので、あくまで私の考えとしては、ローリスク投資の原資にするのが最適だと考えています。
ローリスク投資の期待利回り>証券担保ローンの金利であれば良いのでそんなにハードルは高くないはずです。

以上、今回は証券担保ローンについてまとめてみました。証券を担保にしてローンを借り入れれば、ローリスク投資で疑似的にレバレッジをかけることができます。もちろん証券は個別銘柄だけでなく株式インデックスでも担保になりえます。これをうまく使えば長期インデックス投資の最適解も変わりえるのではと考えています。これについて詳しくはまた後日書きたいと思います。

※今回は私が調べた内容を記載していますので、もしかしたら間違い、変更等あるかもしれませんので、もし活用される際にはご自身でご納得の上でご契約ください。

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