お買い得な中古車が存在しない理由/オークション代行でも安く買えない理由

  • 2019年3月9日
  • 2019年3月18日

私は以前、先代のクラウンがどうしても欲しくなり、お買い得な中古車を探すべく、カーセンサーを毎日見たり、近所の販売店に足を運んだり、カーオークション代行を頼んだり、あらゆる手段を尽くしたことがあります。

そこで、お買い得な中古車など存在しないと気づきました。

では、なぜお買い得な中古車は存在しないのでしょうか?この記事ではその疑問について詳しくご説明いたします。

お買い得な中古車が存在しない理由

まず、中古車がどうやって流通するのかについて説明しますと、ディーラーが登録のみ済ませ、未使用のまま流れたいわゆる新古車(未使用車)というのも存在しますが、基本的に中古車は、買い取り店やディーラーがお客さんから買い取り、それを整備し、また新たなお客さんへと販売されます。

例えば、お客さんから100万円で買い取った車を整備して150万円で売るというように、買い取った車にある程度の利益を乗せて販売されます。

つまり、中古車が安くなる条件としては、

  • お客さんから安く車を仕入れられた車
  • 販売店の利益を少なくした車

のいずれかである必要があります。

では、この2つのパターンについて検証してみましょう。

ここでは、モデルケースとして、中古価格150万円が相場の車があったとして、通常100万円で仕入れた車を20万円かけて整備し、30万円の利益をのせ、相場通りの150万円で販売した例をもとに説明します。

先に図にまとめたものをご参照ください。この図を基にご説明いたします。

中古車 価格情報 仕入れ価格と販売価格の決まり方

お客さんから安く仕入れられた中古車の場合

この場合は、通常では100万円で仕入れられた車を80万円で仕入れられたとします。すると、整備代として20万円かかり、利益30万とすれば130万円で販売できることになります。

しかし、現実としては利益は最大化されるものです。相場から150万円で売れる車を130万円で売る業者はいません。仮に私が業者でも150万円で売りますし、これをお読みの方もきっとそうされると思います。

できるだけ利益を取るという行為は当然なのですから、この場合は150万円で販売し、利益を30万ではなく、50万円とすることになります。

整備代が安く済んだ中古車の場合

こちらも先ほどと同様です。

通常整備代に20万円かかるところが10万円で済みました。なら、下のように140万円で販売するかといったらそうするはずはありません。

仕入れ価格100万+整備代10万+利益30万=販売140万

この場合、上記のように150万円で販売され、利益が30万→40万円になるだけです。

このように中古車価格は仕入れ価格や整備代金が仮に安くなったところで、販売価格は相場をもとに値付けされるだけであるため、お買い得な中古車が世の中に存在しない大きな理由となります。

また、私がよくネットで調べていて、これはお買い得だ!と思い、現物を見に行っても、たいてい外装の傷が思ったより大っきかったり、内装が少しヘタっていたりと何かしらの理由がある中古車ばかりでした。つまり、中古車の価格には相場があり、相場より安ければそれ相応の理由があるということになります。

では、ここで中古車販売店を通すのではなく、カーオークション代行で購入するという方法はどうでしょうか?

カーオークション代行でも安く買えない理由

実際に中古車販売店でもカーオークションに参加し、落札した車を販売するといったケースもあるようで、それを聞いた私は、もしそうならカーオークション代行に頼んで落札してもらえば中古車が安く手に入るかもしれないと考え、いつもお世話になっている整備工場でオークション代行をしてもらいました。

だいたいどれぐらいの年式のもので、どれぐらいの走行距離で、どんなオプションが欲しいなどの詳細な条件を自分で設定でき、それに合った車を探してもらうのですが、結論から言うと、特別安くはなりませんでした。その理由は2つあります。

理由その① オークションは適正価格になる

安く出品されていたとしても、結局相場価格・適正価格に落ち着くので、特別安く落札できるわけではないということです。

これは簡単に説明するとヤフオクと一緒です。仮に1円でニンテンドースイッチが出品されていたとしても、結局は相場の3万円ぐらいに落ち着きます。カーオークションも結局それと同じです。

理由その② 代行手数料等がかかる

そして2つ目の理由は、代行手数料の他、落札料などの手数料、場合によっては陸送費がかかるということです。

これらは業者によっても異なるので一概には言えませんが、私の場合はこういった手数料等を加味すると、結局普通に販売店で中古車で買うのとそんなに変わらないという結果なので、オークション代行にお願いするのをやめました。

最後に、カーオークションを否定するような記事になりましたが、私は世に大量に出回っているクラウンのような、ごく一般的な大衆車を探していたのでこういう結果でしたが、なかなか中古車販売店に置いていないような希少車を探す場合や、例えばトヨタのG’SやスバルのSTIなどの特定のグレードのものが欲しい場合であればオークション代行に探してもらうメリットは大いにあると思います。

サービスは活用次第ということです。

まとめ

相場より安い中古車はまず見つからないと思った方がよさそうです。

仮に相場より安い車にはほとんどの場合、それは、色、走行距離、外装・内装の傷、オプションの有無など安いなりの理由があるため、よく確認して購入しましょう。

オークション代行も使いようによってはおもしろい購入方法ですが、ごく一般的な車の購入を検討されている方にはあまりメリットがない可能性が高いです。


もし中古車購入をどこにするかお悩みでしたら、私はディーラーで購入するのをお勧めします。

詳しくは下リンク先でご紹介しています。ご覧になってください。

中古車をどこで買う?買うのはディーラーをおすすめする理由

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